子供のころからトランプが好きだった、好きとはいってもゲームをするのではなくコレクションする方である。とはいってもそんなにたくさん集めたわけではない。たまに大きな本屋さんなどでトランプやタロットのコーナーが特設されることがあるが、ついつい見入ってしまう。サンプルがアルバムのように綴じられており図案が閲覧できるところがいい、こんな時はどういうわけかカネを出し渋るので購入には至らないが見ていて本当に飽きがこない。

飽きがこないのはもちろん表側のデザインである、カードゲームにおいては手前に向く方です。エース、キング、クイーン、ジャックそれからジョーカー、みな面白い、そして面白い奴はみな外国製である。日本のカードはどちらかというと裏側に多少の個性が見られるが表側はワンパターン、材質もプラスチック製が多く出回っている。使い勝手は悪いがプラスチックだから丈夫である、みんなで遊ぶにはちょうどいいのかもしれない。タロットも好きなのであるがこちらは占い専用、カードの意味もぜんぜん知らないしサイズが大きくなるのでトランプほどの魅力は感じない。

いつか大アルカナの意味位は覚えようと思ってもう何年にもなる、先日とてもきれいなタロットを見つけ購入してまいました、今勉強中です。専門的な知識がないので何とも言えないがカードは「身分」や数字の「大小」によって区分というかセットされています。貴族、僧侶、商人、農民でいいのだろうか、それぞれスペード、ハート、ダイヤ、クラブの順である。源流はトランプなのだろうが世界中にいったいどのくらいのカードが存在しているのであろう、でも身分の象徴によってまとめられていることについては共通しているのではないか。

しかし唯一身分の支配とは関係のないカードがあることをご存知ですか。そのカードこそわが日本における「花札」です、花札を分けるのは「季節」ですね。世界でもまれを見る優雅なものなのかもしれません、どう思われますか。もちろん僕も持っています、ただ眺めるだけでも奥ゆかしさを感じてしまいます。